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「7つの習慣」を抱えて自分を探しの旅に行ってきました


いままで長いモラトリウムだったsrockstyleです。

ある日「これは自分探しいかねばならぬ!!!!!!!!!!」と強く思った僕は、会社の人に有給を申請して熱海に一人旅に行ってきました。

そこで考えたことを書いてみます。みんなに「自分みつかった?」って聞かれてもあれだしね!

あ、長いし盛大な自分語りなのでお気をつけください。

事の始まり

11月半ばくらいでしょうか。なんか毎日がつらくてつらくて、周囲にきつく当たってしまい、あとから後悔するという悪循環を繰り返していました。結構あかんのです。こうなると僕は止められません。周りに迷惑かけまくるんですよ。

家族、同僚、友人、いろんな人に迷惑かけまくりました。でも僕は辛いのです。どうしていいかわからず、本当にドン詰まりでした。

Twitterでぼそりとそういうことを呟いたら、友達のひとりが「君には七つの習慣おすすめするよ。分かりづらかったら漫画もあるよ」っておすすめしてくれました。漫画の方はなんか知り合いが絡んでそうで嫌だったので、原著を買いました。Kindleで。

この本、最初の数ページを読んで、僕はいままでの自分を猛省することになりました。次の瞬間には決めてました。

「そうだ、僕は変わらなきゃ。僕はもっとみんなに優しくならなきゃ。自分探しの旅に出よう!

注:今年で30歳です。

 

次の日の職場の朝会で同じ部署の同僚に伝えました。

僕「自分探しの旅にでるんで、木曜日と金曜日は有給をいただきます! 関東の外にいってきます! 電波繋がりません!」

マネージャーとはぺぱぼの時も一緒に働いていたので割と仲良いんですが、彼がその時いった言葉が

マネージャー「……お前30になるんだから自分見つけておけよ……」

という至極ごもっともなご意見をいただきました。まあ駆け出しの僕のことを知っている彼に言われるとグウの音も出ませんしなんというかもうごめんなさいなんですが、僕の意思は揺らぎませんでした。

つつがなく手続きをすませ、最後社長と二人でご飯にいきました。そこで社長にアドバイスを貰ってこころよくおくりだしてもらいました。

電車で熱海へ

場所は熱海に決めて、旅館も予約済みだったのでそこにいきました。いく途中で回らないお寿司を食べたんですが、あっちのひとって旅人にいろいろ声をかけてくれるんですよね。お店の寿司職人のおにいさんと仲良くなりました。

職人さん「おにいさんどこからきたの?」

僕「あ、関東です。東京から」(埼玉っていうよりこのほうがわかりやすい)

職人さん「へー! 今日はお休み? 旅行?」

僕「はい! 自分探しの旅に来ました!

まあ向こうからしたら「お、おう」な案件がやってきたぜっていう感じですかね。でもその職人さんは特に変な顔することなく、

職人さん「へー! いいね! 自分探しか! 頑張って!」

って言ってくれました。社交辞令だとしてもいい感じです。さすが接客業。さすが熱海です。

ホテルに到着、パソコン開いて始めました。

自分探しの旅開始

いろいろおいしい海産物や寿司の写真をあげてもいいんですが、このエントリーのテーマは海産物ではなく自分探しなので、写真はないです。それより僕がその三日で考えたことを書いていきます。

まず七つの習慣を読み進めました。他の適当な自己啓発本と違うのはこれがちゃんと人間の成功について落とし込んで考えているところですよね。安っぽいライフハック本とえらい違いだなあと。ただ「本は読むけど実生活においてまるで実践できてない人」になりたくなかったのでメモとりながらたまにはもどって、気をつけて読みました。今のKindleアプリってメモとりながら読み進められるんですよね。あれは本当にいい機能だと思う。

一通り目を通して、それからやるべきことをまとめていきました。僕は自分をどう見つめ直したらいいかわからなかったので、参考にした感じです。Linuxでサーバを運用するときどうやったらこいつの状態がわかるかわからない人がそういうのをまとめたエントリーをQiitaとかでみるのと同じノリです。

7つの習慣のポイント

これ自体がすごく分厚い本なんで、ここで全部紹介するのは難しいんですが、僕的に以下のことが大切と言われていると感じました。

  • 主体性をもつこと
  • インサイド・アウトであること
  • 人間には判断の自由があり、結果はその自由を行使した結果でしかないこと
  • 終わりを思い描くことから全ては始まること
  • 相手とは常にWin-Winを考えること
  • パーソナル・リーダーシップをもつこと
  • 相手に寄り添ったコミュニケーションをとること
  • 相手を尊重すること
  • 影響力は常に自分から、外にでていくことを意識すること

多分読んだ人からすると「あれ?足りなくね?」って思うかもなんですが、正直僕はまだ全部を日常的にやるのは難しいなって感じです。公的成功の部分ですね。僕からしたら私的成功のところを完成させたかったので、その道筋をつくることにしました。

ミッションステートメントを書く

まずはこれがないと話になりません。合衆国憲法や日本国憲法とかと同じ、自分憲法です。そのためには自分の役割とどうしたいかを書き出していく必要があり、そのためにはまず自分の終わりを極論から見直す必要がありました。

僕は定年迎える前に死にたいなーとか思ってるので60歳くらいの自分を思い描いてみました。同僚とか友人、家族が葬式に来てくれるわけですよ。そのとき、みんなは僕のことをなんていうかなあ、とか、なんて言われたいかなあ、とか。

すると死んだときにこうあったら成功だったんじゃないか、というのが見えてきます。恥ずかしすぎるんで書きたくないですが一応さらしときます。

  1. 好きなことをして生きるが、そのためになにか犠牲を払うことなく生きることができる
  2. 周囲が僕と関わることで安心し、成長していくことができる。
  3. 周囲をつなげ、新たな価値を生み出していく。
  4. 他人の良いところを引き出し、欠点をカバーしてお互い成長を喜びあえる人間であり続ける。
  5. 誠実であること。時間と約束は守り、何か決め事をしたら安心感を相手に与えてあげられる人間であること。
  6. 僕が死んだとき、みんなが泣いてくれること。悲しんでくれること。僕が財産をいくら残したかを真っ先に話すのではなく、僕という人間を失った損失を一番悲しんでくれること。

ただ見てわかる通りこれって公的な成功の部類に入ります。こいつらやるためには公的な成功をしなきゃいけなくて、ただそのためには自分自身の成功っていうのをやらなきゃいけないのが当然なんですが、そこにおける自分のやりたいことを考えたときに役割ができて、今後のプランが立ってきます。

ミッションステートメントは自分の役割に応じた自分憲法なんで、僕がこれから人生に悩んだときこれをみてこうあるべきだった、っていうのを見直すために書き出します。そしてたまに見返して項目を付け足したり剥がしたりします。

できたのは

  • 僕の役割
  • ひとりの人間として
  • 友人として
  • 同僚として
  • 家族として
  • エンジニアとして
  • クリエイターとして

の項目でした。最後に「夫として」「親として」「経営者として」みたいなのつけようと思いましたけど僕は今彼女もいないし経営もしていないので、一旦置きにしました。

過去から未来を思い描く

次は周囲にやらかしたことから、自分を見直していきます。ただあんまり昔のことを思い出してもしかたないんで、嫁と離婚したあたりまで遡ることにしました。今現在起きていることから過去に向かって遡っていく形式です。

今年起きた友人とのトラブル、同僚とのトラブル、家族とのトラブルを全部一個一個くまなくあげていって、以下のことを考えました。

  • その時僕はなにを疑問に思っていたか
  • その時相手は何に対して怒っていたか
  • その時僕が悪いと思えるのはどこからどこまでか
  • 相手にも非はなかったか
  • うまくやる方法はなかったのか
  • 今後同じ過ちを起こさないためにはどうしたらいいか

まあなにがあれかって、これ、つらいんですよね。

人間だれだって辛い思い出は流して今を生きていたいものですよね。僕はどうしても自分を変えたかったので、彼らとその時交わした言葉だったり、言われた言葉だったり。あとお互いの悪いところ、もっともな主張を並べて、いまならできる解決策をならべました。

もう本当にしんどかったです。しかも宿の部屋にひとり。頭抱えながら夜中やってました。

トラブルの中には相手との仲が破滅的になってしまったものもあって、本当につらい。友人とか、今までは親友だと思っていた人との別れとか、そういうのも。

あとおかんとの関係性見直しが僕の自尊心とかアイデンティティーが崩れていって辛かったですね。でも、いままでこうだったってことをちゃんと論理的な説明できるようになったのでよかったのですけど、

最後、自分がどうしたらこういうことは起きなかったかを書き出して、すごく安心したのを覚えてます。なんか鉱山いって、数粒の砂金を取り出した時の気持ちでした。

途中で心おれそうになっていたとき、Facebookでnao氏が励ましてくれたのがすごく嬉しかった。

未来にどうするかを具体的に書く

次は出した自分の「こうすればよかった」と理想の自分像と憲法を元に、これからどうしていくかを考えます。

この作業はすごく楽でした。これからのことを考えればいいから。そしてそれはだいたい今まで考えていたことだったりしていたので。

ただ、私的成功のところについてはすごく考えが変わった瞬間があって、それはすごく覚えてます。

僕は60歳になったらベネシアさんみたいな生活したいので50歳までに農業勉強するとか、AWSの資格取るとかも書いてました。そして自分の影響力を考えたときに、自分のやれる範囲とやれない範囲をすごく区分けできるようになりました。

今後30年のプランをつくり終えると、すごくほっとした感じがしました。

これができたら人生楽しくてしかたないだろうなあ、って思いました。そうしなきゃ自分ではダメなんですけども。

 

これで僕がどうしていくかの原則、人間としてどうありたいか、これからどうしていきたいかの方向性が全て揃いました。

この時点でチェックアウト日の午前1時でした。

 

変わったなあ、と思うところ

まだ行動にでているかは自身がないんですけど、それから東京に帰ってきて何度か人と会って、自分が変わったなーと思うのは以下ですかねえ。

  • 相手を尊重できるようになった
  • 年齢関係なく相手を尊敬できるようになった
  • 相手がどんなことを言っていても、それに対して優しくなれるようになった
  • トラブルや予想しない出来事、自分の意図と反したことが起きても、相手の話を聞いてから自分を見つめ直して、それから相手の立場になって考えれるようになった。(Win-Win的な
  • 目標が本当にはっきりした

そうなると動くのがすごく楽になりました。一方で「僕はいますごく楽だし、相手のこと尊重しているけど、これは相手が改善されるのをあきらめていることにはならないんだろうか」っていう疑問もあったりして、まだ再考の余地はあると思います。

ただ、前に比べるとすごく今週は生きるのが楽でした。

 

 

まとめとか

あとはプラン通りうまくいけば人生は楽しいんですが、きっとつらいこととか起きるんでしょうね。

一応いま主体性テストを自分に課して毎日過ごしているんでやさしく接してくれると嬉しいです。

 

ちなみにこの辺の話は12/20にあるCreators MeetUp Vol23でお話させていただく予定です。

このエントリィよりちょっと突っ込んだ話とか、その辺を15分くらいでしゃべります。みんなきてね。