コロナは収まってほしいが自分の生活はこのまま続けばいいかなと思う

TL;DR

ステイホーム&リモートワークをする上で自分がたすかったこととなんかつらいなと思うことを書く。

タイトルに不適切なところがあると思うので補足すると、生活スタイルとしては自分は今のままが一番いいと思ってるという話で、コロナがずっと流行りっぱなしがいいと言っているわけではない。

ただこのままの流れで生活できていると今後も助かるなというのと、一方でしんどいこともあるんだよねという話をしたいのが前置き。

きっかけとしてはこの記事をみたからだけど、感想としてはいろんなひとがいるな!というところ。

個人的には生活スタイルとしていいこととわるいことを比べていいことのほうが多かったのでそれを書く。もう一度書くがコロナ化になってよかったというわけではない。どちらかというと「こういうことをしても許される世の中になってよかった」という感覚である。

根がインドア派の陰キャひきこもりなので今の状況がそれほどしんどくないというのもある。

体調悪くて電車に乗れないという概念が消えた

なんといっても仕事で電車のらなくてもよくなった。

仕事は楽しいときはいいんだけど、つらくなってくると一人で篭りたくなるし、体調悪い時は仕事がつらいんじゃなくてオフィスにいくのがつらかった。あまりこの辺人の上に立つ人ってわかってもらえないのかもしれないが、通勤って体力を使うし、体調悪いのは仕事ができないんじゃなくてオフィスにいけなくてオフィスワーク前提でいることで結果として仕事に手がつけられない、僕はそういう状態だった。

そして仕事終わろうとするときに同僚の目を気にしなくていい。僕は朝方で早く始めて早く終わるので、以前から周りを気にしながら、仕事が終わっても申し訳ないきもちで帰ることが多かったんだけど、それをしなくていいのは気持ちが楽。

今一緒に仕事させていただいている会社さんは二社ともリモートワーク前提でとてもありがたい。おかげで東京からちょっと離れるところで仕事することができている。

家で仕事できるようになった

上で書いたように家で仕事ができるのはありがたいと思うし、家族と顔を合わせたりちょっと一分席外して米を炊いたりできるのありがたいなと思う。あとお昼寝るとき机につっぷさずに布団にごろんできたりする。

リモートワークつらいっていう話はよく聞くけどこれは僕も当初悩んだことで、結論としては仕事机とプライベートの机をわけることで解決した。とはいえ僕は他のエンジニアとは特殊ケースだと思う。

僕はプログラムを書くのを趣味にしているところもある一方で、イラストを毎日書くのも趣味にしてる。だから液タブを置く机とプログラムを書く机を別にした。仕事のMacは開発環境が整っているので、趣味のコードを書く時はこれだ。イラストを描くときのMacは別にしておく。そして机を別な方向にむけて置いておく。これで家の中で自分の部屋にいながら気分を切り替えることができたし四六時中仕事のことばかり考えなくていいし、仕事中に創作のこと考えなくてもよくなった。

そしてそれぞれの作業に集中できる。ハッピー。

仕事のコミュニケーションの距離感が程よくなった

テキストコミュニケーションのコツを学ばないとうまくいかないよなーという一方で、前みたいな雑な相談できるといいな、みたいなのもあるんだけど、今いる現場はふたつともそういうところの配慮をしていて、とてもすごいなと思う。手法については僕が考え出したものではないのでそれぞれの会社のWantedlyの記事とかnoteとかを参照してもらうとして(どこと仕事してるのかは契約上いえないのだ)、割と両方ともテキストコミュニケーションに慣れた人たちが動いていることもあって開発チームはとてもよく回っているんだなという印象。ポイントとしては非同期を前提とした意識をみんなでもつことと雑な相談を許容することかなと感じた。

自分のオーラで他人を窮屈にさせてしまうのも他人のオーラで自分が窮屈になるのも嫌なタイプで、チーム全員からのオーラでオフィスで居た堪れない気持ちになったりすることがないので割と楽。

服を選ばなくてよくなった

非常に恥ずかしい話ではあるのだが、僕は子供のころかかった病気の影響で胸の形がおかしい。子供の頃は親にすらそれを理解してもらえず、十代のころは学校でも馬鹿にされ、社会人になってもそれを周囲からずっとからかわれてとても嫌な思いをしてきたので、基本黒いだぼっとした服しか着なかったし、外にでるのがしんどくて毎日猫背で生活を送るようになっていた。し、夏とか自然とTシャツだけになったりするので、夏でも着れるパーカーをきてオフィスに行ったりしていた。

そういうことがなくなったのでとても気が楽。誰かに揶揄われるのではないか、とか気にかけながら生きなくていいのはとても楽である。少なくても外見で他人をあれこれ言う人に会わなくていいのはこれだけで気が楽だ。

少なくても好きな柄で好きな色のTシャツを着て仕事できることは幸せである。

しんどいとき家族と一緒にいれるようになった

それでも一人で仕事をしなければならないこともあったりするわけで、そのときつまったりして自分の中で嵐が起きるけどすぐ家族を頼れるのはありがたかった。「しんどいです!お腹撫でて!」と嫁に泣きつけるので楽です。なんだそれ。

しんどいこと

ふたつある。

オフラインイベントが制限された

僕は同人をしている人間なので、コミケやコミティア、同人誌の印刷所が打撃くらってるのが辛い。あとRuby会議。初めていったRuby会議で、週間Railsウォッチに僕を呼んでくれるはっちさんの紹介でStanくんという台湾のエンジニアと知り合ったんだけど、「彼と英語で話すぞぉぉぉ」みたいなのがなくなったちと寂しい。

コミケとコミティアが打撃くらってたりするのが寂しいです。するとそっちの友達とのオフラインでの交流も減る。

飲み会ができぬ

仮に僕が無症状感染者だったりしたら迷惑をかけてしまうので、そうホイホイと相手とご飯いこうぜと声をかけたりできない。

BASE時代の元同僚とは今でも割とよくしていただいていて、一ヶ月に一回BASEのみんながやっているビールを飲む集まりに退職後も毎回参加するというのをやっていたんだけど、できなくなってしまった。ペパボ時代の元同僚と同窓会も企画していたけど、それもできなくなってしまったりして、以前お仕事していたみんなと会えなくなって交流がTwitterやFacebookに限られるようになってしまった。当然そこでは繋がってないみんなもいたりして、会えたはずの人と交流できなくなって寂しい。

そしてなにより今一緒にお仕事させてもらっている現場、心理的安全性を保つことを最優先に考えてくれている現場なので彼らと会えないのもなんだか寂しい。テックリさんとは会ったんだけど、エンジニアマネージャーさんとは会ったことがないし、他のメンバーとも会ったことがない。(こないだリモートでみんなでアマングアスやったときは心理的安全性が低い議論をした)

仕事は今のままのスタイルでいいが、たまに会って飲んだり話したりする機会は欲しいとは思う。

おわり

この状況での改善方法はやっぱりワクチンしかないと思ってて、僕がワクチンを2回打ったらイベント参加したり、少人数での飲み会はいってもいいのかなと思った。そして基本それまではオフでの飲み会や人と会うのは見合わせようと思ってる。

割と遠くの街に引っ越したので東京出るのに気合いがいると言うのもあるけど、今から通勤する仕事スタイルに戻すのは無理かなという感じだ。

来年初めには順番が回ってくるそうなので、あと一年以上は我慢しなくてもよさそうだ。みんなと会える日を楽しみにそれまで今の生活を続けていけたらと思う。