TL;DR
僕は今フリーランスで活動しているんだけど、この度、前職のBASE株式会社の開発ブログで紹介してもらったのでぺたりする。
ちなみに入社エントリさがしたらまだあった。
僕の功績を正しく書いてくれた ngsw氏、本当にありがとう。
思い出
ChefのIaC。
BASEは少なくとも2016年ごろより、当時の担当者である @srockstyle によるIaCが進められていました。EC2まわりのほとんどがChefで記述、管理されており、2017年ごろには Provisioning や Deployment を chat-bot 経由で行えるよう整理されていきました。
SRE関連Issue、7年分を振り返る
ちなみにIaCをキックしていたのは僕が作ったRailsの仕組み。当時は僕がSREの一人目だったんで当時僕がデプロイとインフラの面倒みてて、とても大変だった記憶。今ならGithub ActionとAWS CDKに置き換えられるはずなので、現場のみんなには是非がんばっていただきたいところ。
httpsの証明書自動取得の仕組みも懐かしい。
今の自分なら
Github ActionとAWS CDKで実装したかな。
あの時作ったRailsの仕組みでやっているのはGithubの操作とAWSの操作なので、結局これで実装できたように振り返って思った。
年末時間もできたし、自分でコード書いて試して見ようと思う。完成したらこのブログで記事にする予定。
雑文
ngsw氏の記事、今の仕事先(いくつかある)でもEMさんやCTOさんに読んでもらえて、「しょーへーさんすごい」と褒められたりした。
最近気づいたけれども、この業界に入ってから18年、あちこちの現場で「このシステムは数年後こういったトラブルが起きるだろう」という勘があり、大体あたるというのをずっと繰り返している。僕の中で勝手にシックスセンスとか呼んでるけど、周りには理解されないことが多い。
エンジニアだし、ログをみて計測してなんぼ、という世界なので、若りしころの僕は周りにわかってもらえず、しかもそれに対して雑い反発をしていたのでこういう勘を理論的に説明されないうちは基本信頼されないというのを知るまでだいぶ時間がかかってしまった。
今でこそ「こういうやばいことが起きますよ」というのは自分なりに整理して、必要があればデータをあつめてドキュメントにしてから偉い人に話したりしているけれど、もう少しこれが早い時期にうまくできていたらなあ、と振り返って思う。それでも鬼忙しいと周囲に説明するための資料作る前に自分で対応してしまったりするわけで、BASEにいた時の初期はSREが僕だけだったので好き勝手やらせてもらえたのが今に繋がってるんだろうなと思ったりする。あそこまで大きな会社でそんな現場はもうそうそうないだろうとは思うが。
そんなこんなで僕は「数年経ってから評価されるエンジニア」だなあと感じている。BASEでの仕事はまさに典型だったわけだけども、この業界で数年って結構ラグいので、リアルタイムで評価されるエンジニアになっていきたいといつも感じてしまう。
現場との相性もあるので、リアルタイムに僕を評価してくれる現場と出会うのはなかなか難しいとはわかっているが、来年は見える形でのアウトプットを継続して出していく一年にしていきたいという雑な抱負。