あとがき:トップとブービーの苦しみ




 幸せがどこにあるかなんて誰にもわからないんだけれど、一番であり続けることと負け続けることの幸せの違いってなんだろーなーってたまに考える。別にエースでトップでいいじゃないと思えるならそれでもいいんだろうけれど、よく考えたらその位置を維持し続けるのは負け続けるより大変なことなのだと思う。そうじゃないひともいるけどそれはそれでよほどの強神経か変人ではないと無理かなーなんて思ったりする。

 逆にブービーはどうか。負けることに慣れてしまったらそれまでとはいえ、いくら頑張ってもおいつかない存在があるとしたら、それはそれでいつか諦めてしまう日が来るのではないかと思わなくもない。泣きながら頑張る本人からしたらそんなこと本当は思いたくないんだろうけれど、どうやってもかなわない存在はやっぱりいて、上には上がいるとかそういうものなのかなと思わなくもない。実際はきっと上がいない上がいるのだろうけれどそれには世代交代っていう波がやってきたりもするからよくわからない。

 そんなことを考えていったら、悔しいという気持ちを持っている、もしくは自分の信念さえあればトップもブービーもそこにいる苦しみはあまり変わらないのだと思った。結局追いつかれるかいつまでも追いつけないかの違いだけでそれに苦しみ続ける彼らは意外と似た者同士なのかもしれないなーなんて考えたりする。似た者同士だとしても、それを共有することは殆ど稀なことなのかもしれないけれど。

 そしたら真ん中が一番楽やろといったらそういうわけでもなくって、結局人間なんてどの位置にいても苦しい気持ちは変わらないんだったなあーなんて結論になるのだった。まあ苦しくないひとは苦しくないんだろうけれどそれでも苦しい人は苦しいのだろうなあ。なんて思う。そんな感じ。以上。まる。

 それではSEANA -- Dancing on soul on soulidersをお読みくださってありがとうございました。AZAMIはまだ続きますよん。

 BGM -- "Sunshine" by Keane


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